Excelの関数「IFERROR・&””」を使って0とエラーを空白にする方法

Excelの関数や数式をを使っていると、「#N/A」や「#REF!」などのエラーを見かけることがあると思います。Excelのエラーには複数の表示があり、数式が計算できない場合は「#N/A」、セル参照が無効の場合は「#REF!」など、それぞれに意味があります。しかし、エラーを知らせてもらうより空白にしてほしい!!といったことを考えたことはありませんか?ここでは関数「IFERROR・&””」を使って計算結果の「0」と「エラー」を空白にする方法を説明していきます。

以前、HLOOKUP関数で使用したデータを使います。下図のような表を用意します。

IFERROR関数を使ってエラーメッセージを空白にする。

品番を入力するセルが未入力だとエラーメッセージが表示されます。表の見た目がよくないので、エラーメッセージが表示されないように設定していきます。「=IFERROR(セル参照,””)」と入力します。

&””使って「0」を空白に変える

関数を使ってデータの処理をしていくとデータがないことを表す「0」がセルに表示されます。この「0」と計算結果数値として表示される「0」の区別がつきにくいので、関数の末尾に&””と入力します。(”はShiftキーと2を同時に押すと入力できます)

IFERROR関数と&””を併用すると表の見た目が整いますので、ぜひご活用ください。